NIPPON ZINC

Titanium Alloyed Zinc
RHEINZINK®

チタン亜鉛合金
ラインジンク®

ラインジンク®とは

「RHEINZINK®」(ラインジンク®)は、1842年にドイツ人WihelmGrillo氏が設立した金物屋を基点とし、1849年、同国で亜鉛圧延工場の設立を経て家業が次数へと継がれ、1966年にドイツ・ダッテルン市でRHEINZINK社により開発された歴史のある企業から生まれた素材です。現在のRHEINZINK社は、ドイツ経済連名会長(BDI)にも選任され、EU経済の代表者として来日した経験もある5代目のUlrich Grillo氏が経営を担っています。Grillo家は、建材分野以外でも世界の金融都市のひとつであるフランクフルトでケミカル分野も手がけ、日本と同じく世界が認めるモノづくり国家であり輸出国でもあるドイツ国内で、グループ全体の経営基盤をしっかりと整えながら世界へ安定供給するための強靭体制を設けています。

RHEINZINK®は、純度99.995%の高品位電解亜鉛をベースに少量のチタニウム、銅、アルミニウムなどが添加された金属屋根・壁・雨樋用の合金板で、ヨーロッパを中心に世界中の建築家に採用されています。日本ではTitanium Alloyed Zinc「チタン亜鉛合金」として日本の各種許認可を経て公共・民間・神社仏閣のさまざまな建物用途で数多くの実績があります。素材特性は、抜群の加工性、質感のある意匠性、そして、耐久性などで、設計士が描くディテールに施工業者の提案力と技術力を掛け合わせることで、より深みのある意匠をさまざまな建物で実現しています。

意匠性の高い質感

RHEINZINK®は経年変化で質感が増す金属屋根・壁用の亜鉛素材です。「シルバー」は原板で、色展開は「ブルーグレー」と「グラファイトグレー」の2色です。ブルーグレーとグラファイトグレーは、RHEINZINK社が開発した化成処理のプリウェザード処理を施しています。プリウェザード処理によって、初期段階から亜鉛の風合いをお楽しみいただけます。素材表面は化成処理のため、塗装品のような均一性は現れません。しっとりとした上品さと気品がある自然な印象を与え、存在感があります。そして、経年変化後は、日本瓦のような渋さを放ち、色合いは亜鉛固有の暗灰色へと落ち着きます。RHEIZNIK社のチタン亜鉛合金は、プリウェザード処理の開発力や品質だけではなく、長年の製造歴史や実績を通じて世界中の設計士やお施主さまに愛され続けています。

製品展開

左から 原板、ブルーグレー、グラファイトグレー

ブルーグレー: 0.5/0.7/1.0/1.5 ミリ
グラファイトグレー: 0.5/0.7 ミリ

  • ※日本市場向けに0.5から製造しています。
  • ※その他の厚さはお問い合わせください。

腐食から守るパティナ層

RHEINZINK®の表面は、緻密で非常に薄い不働態被膜と呼ばれる保護被膜に覆われる特性があります。この不働態被膜は、腐食に抵抗するためにいくつかの反応を経て生成される塩基性炭酸亜鉛の層で、私たちはこの層を「パティナ層」と呼んでいます。RHEINZINK®は、このパティナ層を生成することで腐食から基材を守ろうとします。

パティナ層の形成過程

[酸化亜鉛] 空気中の酸素と反応して『酸化亜鉛』に変化する [水酸化亜鉛] 雨や湿気などの水分の影響で『水酸化亜鉛』が生成する [塩基性炭酸亜鉛] 『水酸化亜鉛』が空気中の二酸化炭素と反応して『塩基性炭酸亜鉛』(パティナ層)を形成する

減耗率

一般社団法人日本溶融亜鉛鍍金協会により作成された亜鉛の耐用性年数のグラフです。各環境での年間平均減耗量が1〜3ミクロン程度と導くことができます。例えば、年間平均減耗量を2ミクロンと仮定した場合、厚さ700ミクロンの素材が100ミクロン減耗するまでの期間は、約50年ということがわかります

環境別耐用年数

※亜鉛の減耗量は環境により異なります。100ミクロンは0.1ミリです。

リサイクル

ドイツは世界が認めているように環境大国です。今では日本でもすっかりと定着している「リサイクルのための分別」では、いち早く環境教育として幼少時から取り入れられていることは有名なはなしです。そのことからも容易に推察できるように、環境に対する国民の認識も高く、製造中に発生したRHEINZINK®の廃材は100%回収されています。RHEINZINK®は、「サステナブル(持続可能)な素材」としても世界の建築家に採用され続けています。

圧延・コイル 新規採用 消費・廃棄 溶解・鋳造

記載の内容は、製品の一般的な特性及び性能を説明するものであり、何らかの保証をするものではありません。 また、内容は改善のため予告なく変更する場合があります。製品の取り扱いについてはお問い合わせください。